今回はミガロホールディングスのDX推進事業に焦点を当て、その中でもクラウドインテグレーションと顔認証システム(Freeid)について分析します。
クラウドインテグレーション事業
実績は年々増加中です。現在は人手が足りなくて仕事を抑えている状態です。この需要は当たり前ですが今後も増えていく一方です。今期減益予想なのはこのDX推進事業への積極投資をするためです。でも21期連続増収増益は僕は達成すると思いますが、21期連続増収増益より成長性を高くするというミガロホールディングスからのメッセージだと受けとめています。
顔認証システム(Freeid)の強み
競合他社がいない。
大手があとから参入してきても、認証精度・
チャーンレート(解約率)が低い
簡単な話でマンションにシステム(わざわざ工事をしていれている)をいれたら外すことは現実的にあり得ないからです。
自社で顔認証エンジンがない
他社の顔認証エンジンを利用することで、市場におけるほぼ全てのプレイヤーとの連携が可能となり、ユーザーにメリットを提供しています。
Freeidのユーザー数は現在1万人で、最近は増加の傾向が見られます。とはいえまだ1万人です。この数が今後一層伸びていけば、社会のインフラになる可能性があります。ミガロホールディングスはDX銘柄2023にも選定され、その成長性が期待されています。
「DX銘柄」とは、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する企業価値
の向上につながるDXを推進するための仕組みを社内に構築し、優れたデジタ
ル活用の実績が表れている企業が選定されるもの